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2024年02月15日
シーネット、Lee Soon Seng Plasticに多言語版WMSを導入
基幹システムとWMS のシームレスな連携で、帳簿上の数量と実在庫が正確に一致!
滞留在庫大幅減少・配送時間の短縮も実現!
株式会社シーネット(以下シーネット、本社:千葉県千葉市、代表取締役:小野崎伸彦)は、マレーシア最大のプラスチックメーカーLee Soon Seng Plastic Industries Sdn. Bhd.(以下、LSSPI)に多言語版WMS『ci.Himalayas/GLOBAL』を導入しましたのでお知らせします。
導入は、シーネットのタイ現地法人『C_NET (Thailand) Co., Ltd.』と連携して進めました。
導入の背景
Lee Soon Seng Plastic Industries Sdn. Bhd.(LSSPI)様は、1984年創業、マレーシア最大のプラスチック食器容器メーカーとして知られています。2022年9月、三井物産様とエフピコ様の共同出資により、LSSPI社の全株式が買収されましたが、当時のデューデリジェンスにおいて、製品の在庫に関する帳簿上の数量と実在庫が一致していない問題が判明しました。
製造業において、生産と出荷をつなぐ「保管(倉庫)」の部分がしっかりしていないと、最適な生産計画の策定やお客様への正確な配送・納期管理が困難となり販売計画にも支障きたすと考え、基幹システムで管理するか新たにWMSを導入するか検討した結果、シーネットの多言語版WMS『ci.Himalayas/GLOBAL』ご採用いただきました。
導入の課題と効果
LSSPI様では、従来は、すべて手書きで管理を行っていたため、ヒューマンエラーが発生しやすく、これが積み重なり在庫ズレが拡大していました。また、ロケーションの管理が行き届いておらず、同じ製品が取りやすい場所から取られ、逆に取りにくい場所の商品が残っていた状態でした。
これらの課題を解決するために、基幹システムで管理をするのか新たにWMSを導入するのか、現地スタッフと丁寧な議論を重ねた結果、メンバー全員が納得した形でWMS導入に向けて取り組むことができました。
結果、基幹システムとWMSのシームレスな連携ができ、在庫ズレ0を実現。ロケーション管理により、滞留在庫が大幅に減少し在庫精度も向上しています。さらにお客様への配送時間が約1日短縮される効果も出ています。
【導入前の課題】
◇帳簿上の数量と実在庫が一致しない課題を解決したい
◇ロケーション管理ができておらず、同じ製品が取りやすい場所から取られ、逆に取りにくい場所の商品が残ってしまう。
◇アナログ管理により、非効率的な作業や人的ミスがあり、配送業務の効率が悪い。
【主な効果】
◆基幹システムとWMSのシームレスな連携を実現し、在庫ずれは0に!循環棚卸も行い、在庫精度も向上した
◆ロケーション管理ができるようになり、ファーストインファーストアウトが実現。滞留在庫大幅減少。
◆システム化により、リアルタイムの情報更新が可能に。人による確認作業がなくなり、迅速に配送伝票を発行できるようになった。
お客様の声
Lee Soon Seng Plastic Industries Sdn. Bhd. 平岡 様
手作業からのシステム化により、大きな効率化が実現し、やりたかったことが100%実現できました。
今回、一番議論したのは、新たにWMSを導入するのか、それとも元々ある基幹システムで管理を続けていくのかという点で、社内の関係メンバーとは議論を重ね、また株主であるエフピコ、三井物産からは適宜アドバイスをいただきながら、慎重に進めてきました。
シーネットさんには、成約前からの手厚いサポートをしたいただき、現地スタッフとの信頼関係も築くこともできましたので安心してお任せすることができました。
今後は、別の拠点にも横展開をしたいと考えていますので、引き続きよろしくお願いいたします。
今後の展望
LSSPI様は、アジアでナンバーワンを目指し、新たなミッションビジョンを掲げました。シーネットでは、WMSを活用してオペレーションの効率化を進め、同時に拠点拡大に向けて積極的な提案を行い、支援していく計画です。
導入システム紹介
クラウド型多言語版WMS『ci.Himalayas/GLOBAL』
『ci.Himalayas/GLOBAL』は、日本品質のWMSを海外向けに最適化したパッケ ージです。
英語・日本語・中国語・タイ語・インドネシア語・ミャンマー語の6ヶ国語対応しており、海外拠点においても、 適正管理と物流品質の向上を実現いたします。
商品詳細 :クラウド型多言語版WMS詳細ページ
Lee Soon Seng Plastic Industries Sdn. Bhd.
1984年創業、馬国最大のプラスチック食品容器メーカー。馬国市場において約20% のトップシェアを有し、2019年に新設した自社工場で製造した約20 億枚の食品容器を馬国全土及びシンガポール等海外に販売。株主は三井物産 60% 、エフピコ40% 2022年9 月1 月から出資。
URL: https://plastictray.com.my/
株式会社シーネット
株式会社シーネットについて
シーネットは、1992年の創業以来、物流一筋にシステム化による業務効率化と品質向上に取り組んできた、倉庫管理システムのパイオニアです。
「現場をITで気持ち良くする」を企業理念に掲げ、営業・開発・サポートまで、プロジェクトに携わる関係者全員が、それぞれの視点で物流の現場を熟知し、物流現場が抱える課題に最適解を提示しています。
2011年から12年連続クラウド型WMS売上シェアNo.1*を達成。現在は、物流システムサービスインテグレーションを通じ、多様な企業の物流戦略をサポートしています。
*デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望 2023年度版 https://mic-r.co.jp/mr/02960/
設立 : 1992年1月10日
代表者: 代表取締役社長 小野崎 伸彦
URL : https://www.cross-docking.com/
所在地: 〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬 1 丁目 3 幕張テクノガーデン B 棟 11 階
事業内容:
・物流システム研究開発・販売業務
・物流システムクラウドサービス業務
・音声・画像認識システム研究開発・販売業務
・モバイル端末販売業務
・電気通信工事業(建設業許可番号:千葉県知事(般-28)第50701号)
【本件に関するお問合せ】
会社名:株式会社シーネット
広報担当:櫻井
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電話番号:043-297-1582
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